会長メッセージ

 

福岡県老人福祉施設協議会 会長 永原 澄弘   

 

 

 この度、福岡県老人福祉施設協議会のホームページをリニューアルする運びとなりました。

 本会は、昭和27年に県社協・養老部会として、24の老人ホームで設立して以来、昭和44年に県老人ホーム協議会として県社協の部会組織から独立し(ただし、事務局は県社協内に置く)、現在に至ります。

 私たち高齢者福祉施設を取り巻く環境は、平成12年の介護保険制度創設以降、措置から契約の時代へ、そして3年ごとの介護報酬改定や介護職員処遇改善交付金制度、胃ろう・喀痰吸引等の医療行為の一部認可等々、社会保障制度の変化とともに大きく変化しています。現在、在宅医療・介護連携の推進、生活支援サービスの充実を行いつつ、在宅等住み慣れた地域の中で利用者等の生活を支える地域包括ケアシステムの構築が目指されており、私たちの役割も大きく変わろうとしています。

 このような中、本会の主な活動として、各部会や委員会で高齢者福祉事業に関する調査・研究、研修会のほか、時宜に応じた調査・研究等を行う「制度施策ワーキングチーム会議」を毎月開催しており、平成27年度は人材確保に向けた老施協主催での職場説明会(仮称)や社会福祉法人に求められている地域公益活動に向けた調査・研究を進めています。

 また、会員施設の役職員の資質向上に向けた取り組みとして、平成27年度からは、研修体系を見直し、人材育成・職種間の連携を柱とした「テーマ別・課題別研修」を実施しています(年12回程度)。さらに、次世代のリーダーを育成する次世代委員会では、介護の現場レベルでの調査・研究等を進めています。

 社会福祉法人の「存在意義」が問われる中、本会では、これまで築き上げてきた専門性と社会福祉事業という高い公共性を堅持しながら、しっかりとした経営基盤の構築と施設運営の適正化、質の高いサービス提供に努めるとともに、社会福祉法人の役割とは何かを常に念頭に置きながら、これまで以上に地域から信頼されるために、会員施設が一丸となって事業を進めていけるよう、有益な情報発信に努めて参りたいと考えております。